2019.8.20 群馬県みなかみ町に行ってきました(EF16)

2019.08.21 Wednesday

0

    JUGEMテーマ:鉄道

    昨日、8月20日に新幹線利用の日帰りで群馬県みなかみ町に行ってきました。

    きっかけは1か月ほど前、たまたま7月に発売された鉄道誌を書店で見ていた際に

    イベント案内として、「EF1628号機記念講演会」というのを見つけたからです。

    これまでここでは書いておりませんが、40年ほど前、上越線水上−石内の補機の

    EF16が置き換わる直前に足しげく上越線に通ってEF16を中心に撮り鉄して

    いました。EF16が引退後、EF1628号機が水上機関区からほど近い場所に

    静態保存されました。確か保存されて間もない頃に1度28号機を見に行っています。

    その後すっかりみなかみ町にも行かなくなっていましたが、今回の記事を見て、

    ネットで調べていろいろわかってきました。

    みなかみ町ではその後水上機関区跡に後閑駅にあったD51745号機が移設され、

    痛みが酷くなったD51を整備するという目的で地元を中心に団体ができ、町の活性

    化として町の関係者も巻き込んで活動され、D51が綺麗になったそうです。

    余談ですが、このところ書いている地元のD51も、このような形で活動していれば

    残すことができたかもしれません。

    さらにみなかみ町に縁のあるEF1628号機も荒廃していたので、今回クラウド

    ファンディングで資金を集め、無事目的額を達成したので外部塗装の塗り直しなど

    を行い、今回そのお披露目と共に、専門家をお招きして講演会を開催することに

    なったそうです。

    さらにネットで調べた課程で、EF58・EF15・EF16の現役時代の写真を

    中心にまとめたサイトを見つけました。サイト管理者様とやりとりしているうちに

    当時同じ日に同じ場所でEF16を撮影していたことがわかり、管理者様も今回の

    講演会に来られると聞きました。講演会は参加無料ですが事前の申し込みが必要と

    いうことで、自分の方が先に申し込みました。クラウドファンディングには参加

    していないのでうしろめたさもありましたが、大好きで、いわば「青春を賭けた」

    EF16のことなので参加を決めました。

    またこの講演会に合わせて、同日にEF1628号機の内部を特別に公開すると

    いうこともあり、これら会場に行く手段を考えました。新幹線の上毛高原駅から

    も近いので、当初は新幹線で上毛高原駅に行き、レンタカーを借りる予定で手配

    しました。

    その後調べると上毛高原駅から水上駅まで路線バスがあり、会場近くも通る上に

    移動にちょうど良い時間にバスがあることがわかったのでレンタカーをキャンセル

    しました。

    前置きが長くなりましたが昨日20日に実際行ってきました。

     

    朝最寄駅から西武線に1駅乗って、徒歩で武蔵野線の駅に向かいます。秋雨前線

    の影響で雨が降りやすいということなので、当初は自転車で武蔵野線駅まで行く

    予定でしたが電車利用としました。大宮駅に出るのに春に利用した直通の「むさ

    しの」号があることがわかり、春の時より遅い「むさしの」号を利用しました。

    大宮に到着し、新幹線に乗り換えます。乗車予定の列車にはまだ30分くらい

    あり、新幹線駅コンコースに行くと夏休みだからかごったがえしていました。

    ホームに上がると蒸し暑かったのでまたコンコースに戻り、列車の時刻まで待つ

    ことにします。

    10分前くらいにホームに上がります。往きの列車は事前に「グランクラス」が

    あることがわかっていたので、E7かW7が使用されることがわかりました。

    混雑するだろうと思い、あらかじめ指定席をとりました。

    やってきたのはE7です。指定席は降りやすいように通路側の「D」席にしま

    した。最新の新幹線だけあって座席も快適です。車内案内で「上越線は昨日

    (19日)の大雨で列車に遅れが出ています」と出ていました。

    この列車は各駅に大宮、熊谷、本庄早稲田、高崎、上毛高原と停車します。

    それでも大宮−上毛高原は50分弱です。本庄早稲田駅ができてからはおそらく

    初めての利用です。駅の西側目の前には早稲田大学の施設がありました。下車

    した人はおそらく早稲田大学関係の人だけだと思われます。

    E7には座席にAC100Vのコンセントがありますが、60㎐でした。北陸

    新幹線は途中で50㎐と60㎐の切り替えがあり、今後延伸されると60㎐

    区間が長くなるので電源を60㎐にしたのかもしれません。

    上毛高原が近づき、下車準備します。車内からホームを見て驚いたのは、駅員

    以外ホームに誰もいなかったことです。列車からは何人か下車客がいました。

    この列車は通過待ちで5分ほど停車するので撮影してみました。

    追い抜く列車は出口に移動中にちょっと見えましたが、速達型と思われますが、E7

    ではなくE2で、ちょっと意外でした。

    駅を出て、駅前のバス停からバスに乗ります。車内は自分を入れて5人しか乗っていま

    せん。事前に確認し、このバスではSuicaなどICカードは使えないということ

    です。定刻に発車し、県道を走ります。途中の停留所で乗車する人はなく、途中上牧駅

    前で1人下車し、さらにEF16のある道の駅のバス停で自分を含めて3人下車しました。

    他の男女2人は一緒で、後でわかりましたがEF16が目的の方でした。

    運転手さんから道の駅への行き方を教わり、進むとかなたにEF16が見えてきました。

    全体の再塗装など整備をしたそうで、側面にはプレートが付いていません。

    少しずつ見学者が増えてきました。自分たちくらいの年代の方が多いですが、おそらく

    EF16の現役時代をしらないと思われる方も見られます。

    時折雨がぱらつきますが、現役の「撮り鉄」や自分など元「撮り鉄」達は傘もささずに

    平気で撮影しています。

    第1エンド側ですが、ライトのレンズが入っていません。

    区名札は「水」が入りました。

    第2エンド側です。ライトレンズはありますが、助士席側のワイパーゴムがありません。

    エンド表記の左、塗りつぶされていますが、かすかにATSの「S」表記が見えます。

    11時近くになって、主催者から挨拶と説明が始まりました。この後内部の見学になり

    ます。内部については稿を改めて記します。

    主催者とお話しました。今回の再塗装にあたり、JRに色の確認をしたそうです。また子供

    の頃このEF16で遊んだこともあるそうです。運転室内は部品がなくなったり破損して

    いるそうで、プレートも一部盗難にあったそうです。しかしそれ以外は部品などはあるよう

    に見えます。

    下回りなどはほとんど現役当時のままと思われます。画面右側、ATS車上子も見えます。

    この見学の時に声をかけられました。サイトの管理者でした。自分も「この人ではないか」

    と思っていた方でした。挨拶のあと、いろいろお話しました。

    道の駅にはオリジナルのプレートが保管されています。現在車両に付いているのはレプリカ

    だそうで、当時の図面を参考に木型も作って再現したようです。

    12時を回り、その方と一緒に食事にします。併設の道の駅はお昼時とあって混雑しており

    手作りおにぎりを1個ずつ買って、EF16の見える場所で食べながら話をしたり、お互い

    持参した当時の写真を拝見します。

    講演会会場はここからバスで2つ先で、13時過ぎにバスがあります。予定時刻になっても

    なかなかバスが来ず、遅れてやってきました。びっくりしたのは、2停留所乗っても、運賃

    は(大人でも)100円だったことです。上毛高原〜道の駅は結構なお値段でした。よく

    隣までは特例で100円とか格安運賃のことがありますが、2区間乗っても安いのはあまり

    見たことがありません。

    講演会会場のバス停に着くと急に雨が強く降り出し、傘をさして急いで会場に向かいます。

    会場で受付して席に座ります。参加者は30人超くらいでしょうか。驚いたのは会場の部屋

    には冷房がありません。近年まであまり暑くはなかったのでしょうが、今は雨が降って涼

    しいですが、ついこの間までの猛暑だったらどうしたのでしょうか。外は土砂降りで時折遠

    くで雷も聞こえ、部屋の中を涼しい風が吹き抜けます。

    13:30から挨拶のあと、技術士の国家資格を持つ講師の講演が始まりました。自分の

    5歳上で、やはり高校時代にEF16を見て通い詰めたそうです。お仕事も国内外の鉄道

    機器メーカー勤務で、EF16の影響とのことです。

    講演は講師の作成されたパワーポイントで行われ、それを印刷したレジュメが配られま

    した。専門家だけあって、回生ブレーキの運転操作や回路図などの解説がありましたが、

    もう少し突っ込んだお話が伺いたかったと思いました。

    最後に質疑応答があって15時に終了しました。その後も個人的に質問を受け、自分も40

    年間気になっていたことをお尋ねしました。回答はいただきましたが、講師は「何回も同じ

    質問を聞いた」と言われ、愚問であるかのように言われ、こちらはわからないから聞いて

    いたのにいささか不快でした。

    このあと急遽またEF1628の内部を公開することになりましたが、自分たちは帰りの

    電車のことがあるのでここで帰ります。管理者様は水上駅に出て在来線で帰られるとの

    ことで、会場でお別れしました。

    再びバスで上毛高原駅に向かいます。途中「銚子橋」というバス停を通ります。バス停の

    近くに、利根川の流れを入れて、背景に上越線が入る有名撮影地があります。当時この

    場所でも撮影しましたが、水上駅からバスで行ったかあるいは徒歩だったか記憶があり

    ません。当時バスはなかったかもしれません。今日の利根川は大雨の影響か茶色い水です

    が、それでもゴムボートで川下りをしていました。普段より水量が多いはずですが大丈夫

    なのでしょうか。

    上毛高原駅には定時より若干早く着き、乗車予定の電車まであと15分程度なので、急い

    で駅前のお土産店で買い物します。帰ってから食べられるものなど買い、上りの新幹線

    ホームに向かいます。帰りは越後湯沢発のMAXで、8両ですがE4ですから空いている

    と思い自由席にしました。

    列車は予想通り空いていました。E4は3列席だけで、しかも椅子の間にひじ掛けはなく

    リクライニングもしません。台車上の「地平」といったほうがいいのか、そこの座席は

    リクライニングするようです。車内案内には「上越線 大雨のため越後中里−水上

    運転見合わせ」と出ていました。昔から上越国境は雨が良く降りました。夏に晴れた記憶

    はあまりありません。水上に向かった管理者様は、水上駅から上り東京方面ですから

    おそらく大丈夫かと思います。高崎からは晴れていましたが、雨は降ったようです。

    大宮近くでは虹も見られました。

    大宮に着き、京浜東北、武蔵野線と乗り継ぎます。武蔵野線は途中から座れました。

    西武線に乗り換えて18時半ころ帰宅しました。東京では雨には降られないですみました。